うれしいお言葉
今年もサンふじ、名月、シナノゴールドなどのお問合せ・ご予約を頂いております。
毎年ご注文いただき、本当にありがとうございます。
11月に入ると、あいかの香、新世界、王林、シナノゴールドの収穫が始まります。
サンふじの収穫は、今年もじっくりと待って、20日頃からを予定しています。
この1週間ほどの秋晴れが、もっと続きますように。
さて、10月にお客様からうれしいお言葉をいただきました。
ひとつは、プルーンのプレジデント。
もうひとつは、むかし懐かしのりんご、ジョナゴールドです。
プレジデントは、シーズン最後のプルーンで、当農園では10月に入ってから収穫します。
玉子よりひと回りくらい大きくなり、甘く、濃い味わいがあります。
プルーンは、プレジデント以外もそうですが、しっかりと押せるくらいまで待って収穫した方がおいしいです。
適熟のプルーンは、割ると、実が黄金色に輝きます。
早どりした硬いプルーンは、もっと黄色に近く、食べると甘さよりも酸味を感じます。
今回、プレジデントを買って頂いたお客様は、昨年はじめて食べてから、すっかりプルーン好きになられたそうです。
ですが、夏にスーパーでプルーンを買ったときには、硬くてすっぱかった。しばらく置いて追熟しても、甘くならなかったとのこと。
そこで、完熟のプレジデントをお召し上がりいただいたところ、「本当に甘くておいしい。この味です」とのお言葉をいただけました。
やはり、適期収穫が大切なのだと思います。
今年は、父の友人で、佐久でプルーンを栽培されている農家さんを見学させて頂きました。
剪定の考え方や、どんな枝に実をならせるのがよいか、りんごに共通すると感じました。
プルーンも、まだまだやれることがたくさんありそうです。
ふたつめのジョナゴールドは、飯綱では他の品種への切り替えが進み、あまり見かけなくなったりんごです。
アメリカ原産で、鮮やかな赤色と、酸味、濃いめの味わいに特徴があります。
収穫のタイミングを逃すと、樹になったまま果肉がやわらかくなり、割れることもあります。
当農園でも、父の代でシナノスイートへの切り替えを進め、いまや2本を残すのみとなっています。
今月、酸味のあるりんごがお好きということで、秋映を2度買いに来られたお客様がいらっしゃいました。
ちょうど収穫したてのジョナゴールドがあったので、サービスで差し上げたところ、後日、つぎのメールをいただきました。
「ジョナゴールドは大変、とてもおいしく、私の好きだったりんごはこれでした。
おいしいりんごに出会えて嬉しい、感動です。」
昔ながらの品種でも、うまく育てて、ちょうど良い時機に食べれば十分においしい。
生産者として忘れずにおきたいと思います。
お客様からのお声は励みになりますし、りんごづくりの反省や、品種の検討でとても勉強になります。
11月からはじまる、シーズン終盤のりんごでも、お気づきの点があればご遠慮なくお聞かせいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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