花の季節

今日の飯綱町は、日中の最高気温が26℃。

半そででちょうどよいくらいで、夏日のような暑さでした。

4月中旬の寒さがうそのような、ここ数日の快晴で、りんごの開花が一気に進みそうです。

昨日(4月30日)の午後、王林(おうりん)が真っ先に開花しました。

午前中はつぼみの状態でしたが、昼間の太陽で花開いたようです。

王林の花粉は、このあとに咲くふじの授粉で役立ちます。


こちらは、ふじです。

つぼみが5つに分かれ始めた状態で、王林の方が3~4日ほど先行しています。

今日(5月1日)の陽気で、写真よりもだいぶ進んだ感じです。

桃は、遅れて咲く品種(写真はおどろき)も満開を迎えました。

先に咲いた桃の花粉を使って、昨日・今日で授粉作業を行いました。

一面の桃の花は、見ごたえがあります。

和梨(写真は豊水)は満開、西洋梨(写真はル・レクチェ)は5分咲き。

花を見ていると、蜂をはじめ、たくさんの訪花昆虫がとび回っているのに気づきます。

ここ数日で、虫たちも一斉に動きはじめたようです。

プルーンは、プレジデントという大粒の品種が満開。

梨と同じく、白い花ですが、花びらの形や雄しべの色などに違いがあります。

昨年は、霜の影響で収穫が少なかったので、今年は授粉作業を試してみます。

一方、サンプルーンという小粒の品種は、発芽したばかりです。

同じプルーンでも、品種によって、花の時期がだいぶ変わるようです。


今年も迎えた、花の季節。

農園の仕事も、これから本格的に忙しくなります。

やなぎさわりんご農園

北信州の自然の恵み